本記事ではPayPayをネットショップに導入する方法を解説します。
PayPayはもともと実店舗を対象にした決済サービスでしたが、
オンライン決済サービスを開始したことで、ネットショップでも利用できるようになりました。
決済で発生する手数料やポイントは加盟店が負担するのか、
個人事業主でもPayPayを利用できるのかといったよくある質問にも答えているので、
ネットショップ運営者の方はぜひ参考にしてください。
PayPayとは
PayPayは現金を残高にチャージして決済をおこなう、QRコード決済のひとつです。
残高払いだけでなく、利用月の翌月に前月分の代金をまとめて払う「PayPayあと払い」も選べます。
主にコンビニやスーパーマーケットなどの実店舗でよく利用されている決済手段ですが、
2019年6月にオンライン決済にも対応したことで、ネットショップでもPayPayで決済ができるようになりました。
ネットショップがPayPayを導入するメリット
PayPayを導入するネットショップ側の主なメリットは以下の3つです。
● 新規顧客の獲得につながる
● カゴ落ちを防止できる
● 不正利用の被害が少ない
メリット①新規顧客の獲得につながる
PayPayはQRコード決済の中でも特に人気が高く、6,000万人(2023年10月時点)の利用者がいます。
ネットショップにPayPayを導入することで、普段からPayPayを使い慣れているユーザーをはじめ、
より幅広いユーザーの新規獲得が期待できます。
(参考:PayPay「PayPayプレスリリース」)
メリット②カゴ落ちを防止できる
ユーザーが商品をカートに入れたにも関わらず、注文を完了する前に離脱してしまうことを「カゴ落ち」と言います。
PayPayはアプリやWebページで決済が完結し、決済完了までのステップが少ないため、
比較的カゴ落ちが少ない決済手段です。
メリット③不正利用の被害が少ない
PayPayでは不正な取引が行われていないか、24時間体制で専任のスタッフが監視するなど、
万全なセキュリティ対策がとられています。
もし悪意ある第三者が不正取引を行った場合でも、
加盟店の売上になる商品代金については、原則PayPayが全額を補償します。
※加盟店側に過失があったと認められた場合は、負担を求められることがあります。
PayPay導入時のよくある質問
本項では、PayPayを導入する際によくある質問をまとめました。
ポイントは付与される?加盟店の負担は?
PayPayで決済をおこなった場合、決済金額に応じたポイントがユーザーのPayPay残高に付与されます。
付与されるポイントはPayPay側の負担になるため、ネットショップ側に不利益が生じる心配はありません。
ユーザーが貯まったポイントを支払いに利用した場合も、利用されたポイント分はPayPayが負担します。
個人事業主でも利用できる?
個人事業主でもPayPayを申し込むことは可能です。
決済代行業者を利用する場合は、その事業者が個人契約にも対応しているかどうか、事前に確認しておくとよいでしょう。
ネットショップにPayPayを導入するなら
PayPayはユーザーにとっても利便性が高く、ネットショップに導入することで様々なメリットを享受できる決済手段です。
新規購入者の停滞や、カゴ落ちの増加などに課題を感じている場合は、PayPayの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
決済代行業者を経由して申し込めば、個人事業主でも簡単に導入できます。
オンライン決済サービス「fincode byGMO」では、決済手段の一つとしてPayPayを提供しております。
REST APIと複数開発言語に対応したAPIリファレンスをご用意しておりますので、
ネットショップへスムーズに決済を導入いただけるかと思います。
テスト環境では全ての機能を無料でお試しいただけますので、
PayPayを導入する際には、ぜひ「fincode byGMO」もあわせてご検討ください。