バーティカルSaaS(Vertical SaaS)は、特定の業界・業種に特化したサービスとして急成長しており、国内でも医療・フィットネス・宿泊・飲食など、多くの領域で普及が進んでいます。
一方、ホリゾンタルSaaS(Horizontal SaaS)は業界を問わず幅広い企業が利用できる汎用型のサービスです。
本記事では、バーティカルSaaSの特徴やメリット、さらには決済サービスと組み合わせたビジネス拡張まで、SaaS事業者・プラットフォーム事業者に向けてわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- バーティカルSaaSの特徴・メリット
- ホリゾンタルSaaSとの違い
- バーティカルSaaSが成長している理由
- バーティカルSaaSが「決済」を組み込むべき理由
- これからSaaSを立ち上げる企業が知っておきたい成功ポイント
1. バーティカルSaaSとは?
バーティカルSaaSとは、特定の業界(垂直:Vertical)に特化したSaaSのことを指します。
例:
- 医療機関向け:オンライン診療・電子カルテ
- フィットネス施設向け:会員管理・月額課金
- 宿泊施設向け:事前決済・予約管理
- 飲食店向け:予約管理・モバイルオーダー
特徴:
- 課題や業務フローが業界特有 → 業界特化の機能が提供される
- 業務知識に基づいたUI/UX設計
2. ホリゾンタルSaaSとは?
ホリゾンタルSaaSとは、業界を問わず幅広い企業が利用できる汎用SaaSのことです。
例:
- 会計・請求書管理
- CRM
- MAツール
特徴:
- 幅広い業界に展開でき、市場が大きい
- 一般的な業務機能を中心に提供
- 外部連携や拡張性が高い
3. バーティカルSaaSとホリゾンタルSaaSの違い
| 観点 | バーティカルSaaS | ホリゾンタルSaaS |
| 対象業界 | 特定の業界 | 全業界 |
| 機能 | 業界特化・深い | 汎用的・広い |
4. なぜ今、バーティカルSaaSが注目されているのか?
① DX需要の高まり
働き手不足・高齢化・業務効率化ニーズの加速により、現場のデジタル化が急務に。
② SMB(中小企業)市場の大きさ
各業界の中小事業者は圧倒的に母数が多く、潜在市場が巨大。
5. バーティカルSaaSが決済サービスを組み込む理由
バーティカルSaaS事業者が成長戦略として「決済を内包する(Payment Embedded)」動きは世界的トレンドです。
理由① サブスク+決済による“二層構造の収益”が作れる
月額利用料収益だけでなく、決済手数料収益が追加
SaaS×決済は非常に相性がよく、LTVを最大化しやすいモデルです。
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理由② ユーザー体験が向上
業界特化の業務・予約・課金・決済を一元化し、効率化と体験向上を実現。
例:
- 医療機関向け:オンライン診療・電子カルテ連携 × 決済
オンライン診療の予約から診察料の決済、電子カルテへの自動連携まで一元化。未収金管理や会計処理の手間を削減し、患者体験も改善。 - フィットネス施設向け:会員管理 × 月額課金の自動化
入会登録・月額課金・追加チケット購入がすべてアプリで完結。無人ジムや24時間ジムと相性が良く、決済と入退館管理がスムーズに連動。 - 宿泊施設向け:事前決済 × 予約・在庫管理の統合
予約サイトとの在庫同期、事前決済、チェックイン・チェックアウトまでの流れを一本化。追加料金や館内利用の決済も統合され、顧客体験が大幅に向上。 - 飲食店向け:予約管理 × モバイルオーダー × 自動会計
予約時の事前決済、モバイルオーダー、卓上QR決済、会計データの集計が連動。ピーク帯のレジ待ち削減と回転率向上に直結し、店舗の省人化も実現。
6. fincodeがバーティカルSaaSに選ばれる理由
オンライン決済サービス 「fincode byGMO」は多くのバーティカルSaaSに採用されています。
その理由は以下の通りです。
① SaaS事業と相性の良い機能を提供
- プラットフォーム機能
- サブスクリプション機能
② エンジニアファーストの設計
→ 開発・運用の負荷を低減。
7. バーティカルSaaSの立ち上げのポイント
① 業界特有の“非効率”に正面から向き合う
- Fax、紙書類、電話受付
- 事務工数の多いバックオフィス
- データが分散している現場
② 顧客体験をシームレスにする
バーティカルSaaSは業務の一連の流れをどこまで一元化できるかが鍵。
③ 決済データと業務データをつなげる
- 月額課金
- 都度課金
- 物販
- 予約時事前決済
④ 最初から“決済を組み込む想定”で設計する
後付けで決済を組み込むと大きくコストがかかるため、初期設計で決済基盤を想定すると拡張性が高い。
8. まとめ
バーティカルSaaSは、業界固有の課題を深く解決することで高いLTVを実現し、月額利用料収益に加えて決済手数料収益を組み合わせることで、より高い成長を目指せるビジネスモデルです。
一方、ホリゾンタルSaaSは広い市場をカバーできるメリットがあり、双方には明確な強みと役割があります。
SaaS事業者が次の成長ステージに進むためには、“業務 × 決済 × データ”を統合し、顧客体験をシームレスにすることが重要です。
fincodeは、バーティカルSaaSの成長を支える決済基盤として、最適なソリューションを提供します。
fincodeとは
fincodeとは、GMOイプシロン株式会社が提供する、スピーディに導入できるオンライン決済サービスです。
シンプルで統一性のあるAPIと充実の開発支援コンテンツを提供し、エンジニアファーストな設計を追求しています。
fincodeが提供する決済画面のUIコンポーネント(JavaScript)をそのまま利用することで開発工数を削減し、簡単に決済を実装できます。
決済を通じてEC/SaaS/プラットフォーム、スタートアップからエンタープライズまで様々なビジネスの成長を支えます。
+FinTechによる新たな収益モデルの構築
fincodeのプラットフォーム機能を実装することで、決済金額に対する利用料が得られる新たな収益モデルの構築が可能です。
貴社のお客様(=テナント)へ提示する決済手数料に、「プラットフォーム利用料」を設定することで、差額が貴社の収益となります。
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fincodeが選ばれる理由
- エンジニアファーストの設計/洗練されたUX
オープンでアクセスしやすいWEBドキュメント、REST APIと複数開発言語に対応したAPIリファレンス。
決済画面のUIも、Android/iOS対応のモバイルSDKにより、少ない開発工数で柔軟にカスタマイズ可能です。 - 見えない手数料、ゼロへ
初期費用・月額費用0円。
さらに、義務化されたEMV 3-Dセキュア認証についても追加費用0円で導入できます。
料金表に書かれていない見えない手数料はゼロ。カード決済は決済手数料のみでご利用いただけます。 - 国際標準を日本品質で
fincodeは日本国内で生まれ、日本のビジネス環境に合わせて設計された決済サービスです。
海外発サービスでは難しい、日本ならではの細かな商習慣や感性まで理解して、日本の企業と共に成長していきます。
運営会社
| 会社名 | GMOイプシロン株式会社(英文表記:GMO Epsilon, Inc.) |
| 設立年月日 | 2002年9月26日 |
| 所在地 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 ヒューマックス渋谷ビル7F |
| 資本金 | 1億5百万円 |
| 事業内容 | オンライン販売の決済代行、代金回収代行及びそれらに付帯する業務 |
| 主要株主 | GMOペイメントゲートウェイ株式会社 (東証プライム上場:3769) |
| グループ会社 | GMOインターネットグループ |
東証プライム上場企業のGMOペイメントゲートウェイの連結会社として、プライバシーマーク認証やPCI DSS、ISMS準拠のセキュリティ基準で安心してご利用いただける環境を提供しています。
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